イベント16「まりの大冒険〜闇の町の怪紳士〜」は、6回目のBOXガチャイベントでした。
BOXガチャイベントなので、シナリオは長め。
今回は、まりが主人公なので、彼女の視点で物語が進み、こたろうの出番は最後だけでした。
・SECTION1
今回の物語は、女対魔忍が一つ目の魔物を追いつめているシークエンスから始まります。
トドメをと思ったところに邪魔が入り、
その間に、一つ目の魔物には逃げられてしまう。
一方、まりは任務で、首都圏有数の犯罪都市ゼンザキを訪れていた。
潜入中の対魔忍にメッセージを届けるという簡単なものだが、実務経験の浅いまりには大事な任務。
任務の帰途で、魔物同士のケンカに出くわしてしまい、まりは優しい性格ゆえ、仲裁に入る。
結局、闘うことになってしまうが、まりは魔物の助けもあって、なんとかその場を制し、助けた魔物ー一つ目の魔物とその場を去る。
・SECTION2
鬼から逃げ出すも、満身創痍の魔物は満足に動くことが出来ない。そこに、
物語冒頭に一つ目の魔物を追い詰めていた女対魔忍、心願寺紅が現れる。
彼女は、まりにこの一つ目の魔物ー「本の魔人」が危険な存在であることを説明する。
紅は現在、五車には属さず、独自に対魔の活動を行っており、その流れでこの「本の魔人」を封印任務を依頼されていた。
優しいまりは、本の魔人に、紅の言ったことは本当なのかと問います。
本の魔人の力は、彼の創造主たる魔術師が世を、人を憎み作り上げたもので、当の魔人自体は自分の力を厭んでいた。
魔人の言葉を警戒する紅。そこに、九竜会の追手が追いつき、再び戦闘に。
追手を倒し、魔人を討とうとする紅に割って入るまり。
まりは、その命がつきかけている本の魔人に、先ほど赤鬼との戦いで助けられた恩返しがしたいと申し入れ、本の魔人自身の願いはないのかと尋ねる。
・SECTION3
魔人の願いは、死ぬ前に一度お酒が飲んでみたいというものだった。しかし、実体のない存在である魔人はそのままでは酒を飲むことは出来ない。
紅とまりは、紅の行きつけの酒場に向かうことに。
紅の知り合いというオークたちと酒宴を楽しむ。
その最中、まりに憑依している本の魔人は、彼女がどこか浮かない気持ちであることを指摘する。
しかし、まりはその悩みを語らず、酒宴を楽しもうとするも、まりを探していた赤鬼の仲間が店内に迫り、オークたちも巻き込み戦闘に。
オークたちは、二人を店外に逃す。
・SECTION4
逃げ出すも束の間、九竜会に再び絡まれることに。
紅は、自身の力を解放し、彼らを一掃する。
元の姿に戻った紅は、まりに刃を向け、物語は最終局面に。
・SECTION5
紅は、本の魔人の真意を見抜く。
本の魔人は、まりから生命力を頂くことで、自身の傷を癒し、まりの体から抜け出す。
解放されたまりは、魔人に問う。
かくして、本の魔人と対峙する紅とまり。
・・・数日後。
今回の功績をアサギから認められるまり。
校長室を出た彼女は、ことの顛末を回想する。
功績は自分一人のものになっているが、そこには、紅の協力と、なにより本の魔人の思いがあった・・・
再び力を解放した紅と共に、まりは本の魔人を討ち倒す。
かくして、本の魔人は、一人の少女の願いを叶え、この世を去っていった。
紅は表立った行動は出来ないため、今回の功績はまり一人のものにと、別れを告げる。
そんなまりに友人たちが声をかける。