今回は、いったん自分なりにシナリオまとめてみようという趣旨の日記です。
そろそろストーリーが、「五強」を中心に大きく動き出しそうな気配をびんびんに感じており、メチャ楽しみです。
基本的にはメインシナリオを追っていれば大筋はつかめると思うのですが、イベントシナリオにも本編と絡みそうな布石・内容が増えてきているので、整理しとこ!
○対魔忍RPGのストーリー外郭
対魔忍RPGのストーリーは、大きく見て3つの柱があると思っています。
・こたろう率いる「独立部隊」VS骸佐率いる「二車忍軍」
・「対魔忍陣営」VS「内調陣営」
・こたろうの「魔性」を探るエピソード
これらが交互に描かれているため、ダイナミックに物語が展開しているのは大きな魅力なのですが、同時に少しややこしくなっているとも思います。
また、イベントシナリオは基本的に、各キャラクターの活躍や、季節がらのイベントのお話がほとんどですが、時にメインに大きく関わるストーリーが組み込まれているので、今回はそういったイベントを後述で整理しております。
まず、今後主軸を担いそうな「五強」や各陣営をおさらいした後、各項目がどのシナリオで展開していったのかのまとめをしていきまっす。
※ちなみに、この後、Mと書いているのがメインシナリオ、Eと書いてるのがイベントシナリオだと思って頂けると助かります。
○「五強」他各陣営
「五強」の名称が初出したのは、M25章「闇を疾る者」(2020年6月)で、全ての陣営が判明するのがE49「キツネの恩返し」(2020年10月)です。
東京キングダムで台頭し、現在は分割統治をしている「二車忍軍」「クラブ・ペルソナ」「獣王会」「鬼武衆」「沙武羅威」の5つの組織。
・二車忍軍
リーダー:二車骸佐
メンバー:土橋権佐、八百比丘尼、楽尚之助、黒崎雫、鬼蜘蛛三郎、矢車弥右衛門、弩竜、(ツバキ、ファウスト)
対魔忍RPGの物語の発端になっている勢力。
長らくストーリー的には停滞していましたが、ここにきて中心的な役割を担いそう。
骸佐関係のシナリオは、後述している各シナリオを読めば追えまする。
・クラブ・ペルソナ
リーダー:仮面の対魔忍
メンバー:実質DSOなので、メンバー多数
米連国防省傘下の組織で、魔界の門や魔界の技術の拡散を防ぐことを目的としている。
米連国務省傘下の「特務機関G」とは敵対関係。
しかし、同じ米連であるという足枷があるため、おおっぴらに動くことが出来ず、こたろう達に救援要請という形で、任務を代行させることが多い。
メンバーはシナリオに出ていないキャラクターを含めると多岐に渡るが、RPGで目立つのは、アスカ、アンジェ、ドナ、ルーナあたりか。
レーベ・サフリーや、アルベルタもちょこっと出演している。
・獣王会
リーダー:灰狼一郎太
メンバー:トラジロー、白熊タロー、(ブリジット?)
初出はE11「錬金術師と狼男」で、その後もこたろう達と親睦を深めている。
元リーダーが、骸佐たちの使用したCDウイルスでゾンビ化しかけた経緯があるので(シュバリエの解毒剤で回復)、浅からぬ因縁があり、今後対立が予想される。
E49「キツネの恩返し」でブリジッドが獣王会を紹介されているが、今後どう絡むかも注目したい。ブリジッドには幸せになって欲しい。
・鬼武衆
リーダー:女護島の速疾鬼
メンバー:峠金鬼、椿隠形鬼
初出は直近のE52「ナーサラと愉快な鬼マフィア」。
リーダーの速疾鬼は名前だけで本編未登場だが、「決戦アリーナ」で絶滅するんじゃないかというくらいプレイヤーに狩られていたあの赤い奴だ。
デザインも新しく描かれそうだし、再登場が待ち遠しい。
・沙武羅威
リーダー:ニールセン
メンバー:不明
こちらも、初出は直近のM30「幽霊屋敷の魔術師」。
まだ不明な点が多いが、ノマド系の組織であること、二車忍軍が地固めの際協力していることがE49で言及されている。
また、M30ではフュルストの腹心であることも明かされた。
続いて、「五強」とは別だが、今後関わってきそうな陣営をふたつ紹介。
・クローンアサギ探偵事務所
現在のところ、本編とは深いつながりのない独立した陣営だが、最近のシナリオ上でのピックアップ率の高さが異常であり、「鬼武衆」絡みで関わってくるか?
探偵事務所絡みのシナリオは以下の通り↓
E27「サイボーグ探偵の事件簿」
M21「魔界医・桐生美琴」
E46「ヨミハラ大納涼祭」
E52「ナーサラと愉快な鬼マフィア」
E53「ある日のヨミハラ」
・金崎銃兵衛陣営
センザキ市の顔役であり、こたろう・骸佐の幼馴染である金崎銃兵と懇意にしている面々。
紅とも幼馴染であり仕事を依頼する仲、アミダハラ監獄所長の鉄華院カヲルとも親しい様子が描かれている。
様々なキャラクターのハブ役として、出番は増えそう。また、銃兵衛自体がスゴくいいキャラなので、もっと見たいゼ、純粋に。ユニット化も希望!
最後に、こちらもご紹介。
・内閣情報調査局こと「内調」
リーダー:峰舟子
メンバー:ナイトウ、メイジャー、ミランダ、斎藤半三、井河扇舟?
内調関係はもう少し下の方で詳しく触れております。
では、続いて、それぞれの物語が、どのシナリオで展開していったかを復習
○VS「二車忍軍」
骸佐に関わるシナリオは以下のメインシナリオを抑えておけば大丈夫です。
M1「反乱」
M7「さくらのおこづかい大作戦」→CDウイルス事件前日譚
M8「イン・ザ・ダーク」 →CDウイルス事件
M9「迷宮」 →CDウイルス事件後日譚
M14「五車の夏休み」
M25「闇を疾る」 →「弩竜」を傘下に
M30「幽霊屋敷の魔術師」 →エピローグで「沙無羅威」と接触
こうしてみると、話の中核に位置する割に、描かれているエピソードは比較的少なめですね。
主なところは、CDウイルス事件のM7~M9。
M25で久々にピックアップされて、M30で今後大きく事態が動きそうな気配が出てきました。
こたろう率いる独立部隊のバックに対魔忍陣営が控えいることを考えると、二車忍軍にも後ろ盾がないと勢力的に釣り合わないので、今後は沙無羅威及びそのバックにあるノマドとの同盟が予想されるのではないかと。
○VS内調
内調に関わるシナリオは多岐に渡り、一見関わりのないエピソードが絡んでくることがあるので、見落としがあるかもしれませんが、基本的に以下で大丈夫だと思います。
・「ライブラリー編」
E9「対魔忍のバレンタインは厳しい」
E10「稲毛屋のアイス」
M10「ヨミハラ潜入・前編」
M11「ヨミハラ潜入・後編」
M13「ゆきかぜの家いったことある?」
M14「その名は峰舟子」
この流れが内調編の第1章と言っていいんじゃないかと思います。
佐郷文庫(ライブラリー)の護送を発端とした物語は、さかのぼってクリア襲撃の一件や、メイジャーの脱獄等も一連の流れだったことが、M14で明らかになり、シナリオの布石の散りばめ方・収束が巧みで、「対魔忍RPGはシナリオが面白い」という印象を強く与えたエピソードだったと思います。
一見、箸休め的なシナリオに思えたゆきかぜの家のお話も、そこが対魔忍VS内調の決戦の舞台になるという展開も熱い。
・「斎藤半次郎編」
M19「五車に潜む悪」
M20「斎藤半次郎」
M23「五車の祭殿」
M26「善悪の彼岸」
これらを第2章「斎藤半次郎」編と呼称。
ライブラリの娘鶴子の生存、斎藤半三の内調入りと、ますます因縁が深まっていく様子が描かれていきます。
また、内調の使者に、井河影臣がいることも、内調と井河の元長老衆(アサギによって粛清された勢力)が繋がっている可能性を示唆しており、何気に重要なとこじゃないでしょうか。
・「ミランダ編」
(M18「アミダハラ監獄」 ・・・E48に繋がるエピソード)
E32「ふうま天音と秘密の部屋」 →鉄華院卍鉄初登場
E48「トラジローはじめてのおつかい」 →ミランダ正体判明
(E49「キツネの恩返し」 ・・・メイジャー久々に登場)
M29「悪鬼羅刹と呼ばれた少女」 →井河扇舟初登場、ミランダVS天音
そして、都合上これが第3章と呼称するミランダ(鉄華院卍鉄)に関わるお話。
現在進行中のエピソードなので、便宜上のまとめ感ありますがご容赦を。
斎藤半次郎編と、ほぼ同時並行気味に物語が展開しているが、分かりやすさ重視でこちらにまとめました。
M18は初見時このエピソードの本編での立ち位置が分からなったりしたんですが、内調に引き渡し予定だった双子を対魔忍側に奪還されたことで、ミランダがアミダハラ監獄を訪れ、鉄華院カヲルとの因縁が描かれると、時間が立って話が繋がっていく感じがありました。
現状、「五強」の話に、内調がどう絡むかがまだ分からないので、そこも注目ポイントでしょう。
○こたろうの「魔性」を探るエピソード
メインシナリオとイベントシナリオで進んでいるので、ちょっとややこしい。
E11「狼男と錬金術師」 →シュバリエ初登場
M16「忘れられた書斎」 →D・オーガストがシュバリエの秘書に
E33「ファイアー&ペーパー」
M30「幽霊屋敷の魔術師」 →こたろうの「魔性」の危険性を示唆
こたろうの魔性に関するエピソードは、シュバリエとの絡みで進んで行きます。
最新のM30では、能力の行使の危険性が言及され、シュバリエからお守りを貰う様子が描かれました。
また、M22凛子の刀騒動は、魔術師バルド・バルドが裏で暗躍しており、M16で書斎を奪われたことも併せて、対魔忍に興味を持つ様が描かれたりしてるんですが、今後どう絡むかはまだ不明。
そして、シュバリエ関連とは別にもうひとつ。とても重要なのが、紫水の存在です。
M23「御車の祭殿」で、紫水の口から「前世の雫」「闇の宿命と戦う」という、非常に重要なワードが出ているほか、エオスの討伐に、こたろうの中から「深淵」の力が発動する描写があります。
以上が、シナリオ振り返りになります。
どこで、どんな内容が描かれていたか、どう繋がっているかの一助になれば幸いです。
オマケ/散りばめられた布石、今後の展開で気になるところ!
・結局メイジャーを脱獄させたの誰?(E14「その名は峰舟子」)
これは自分が読み取れてないだけなのかもしんないんですが、多分まだ不明のはずだよね。。。
沼津のおっさんは、確かに内調の協力者だったんだけど、牢番の反応から違うはず。
斎藤は、M19「斎藤半次郎」での井河影臣との最初の会話の読み解き方では候補だとは思うのですが、斎藤の性格・立ち位置・時系列から違うんじゃないかなと思っています。ただ、弟の半三の方がという可能性も・・・。
ここは、すごい気になるので、いつか明らかになって欲しい。
・フュルストが持ち去ったアレ(E27「サイボーグ探偵の事件簿」)
画像の情報屋月島がの正体が、フュルスト。
探偵事務所組の初シナリオでしたが、この一連の事件が魔導書みたいのに邪気を吸わせることをフュルストが目的としていたことが最後に明かされるんですが、アレどうなった?
・イングリッドのさくらへの約束(E38「魔界騎士と次元の悪魔))
これは、誰しもが覚えていて、熱い展開を期待しているであろうイングリッドの恩義ですね。
いつになるか分からないですが、この約束が果たされる時が、待ち遠しいゼ!
・ミスター・フール逃亡(E47「バニー対魔忍とカジノ・ラビリンス」)
このシナリオのボスであり、変わり身を使う「ミスター・フール」は珍しく討伐出来ず、逃亡を許してしまっているので、再登場ありそう。