イベント32「ふうま天音と秘密の館」は、BOXガチャイベントでした。
・Section1
お正月のふうま屋敷。
少し酒に酔った天音と時子が、どちらがこたろうの執事(一門の内務最高職)にふさわしいか、言い合いつつも、皆盛り上がっている。
夜、宴を中座した天音とライブラリーの二人は、最後に出会った時のことを回想する。
四年前。
追われていた天音は、五車山中のふうま別邸に逃げ込む。
誰もいないと思われていた屋敷には、こたろうがいた。
・Section2
こたろうは、この邸宅で読書にいそしんでいた。
聡明だった幼少期とは違い、「目抜け」としてくすんでしまっていると感じる天音。
一方で、傷を追っていた天音を心配するこたろう。
そんな中、追手が屋敷に潜入する。
彼らは、天音と同じく、弾正亡き後、米連に亡命したふうまの抜け忍の同士。
しかし、天音は彼らに既に志がなくなってしまったと、抜けたため追われていたのだった。
・Section3
場面は変わり、ふうま抜け忍の頭目・鉄華院卍鉄が、五車の警備に発見されるが、これを圧倒する。
一方、天音は、こたろうに連れられ、屋敷の抜け道から沢に来て、治療を受けていた。
本からの知識での治療とこたろうは言うが、その見事な処置に感嘆していた。
その手際は、知識のままでなく、いずれ実用することまで意識していたものだったろうと。
治療を終えた天音は、こたろうを残し、追手を迎え討ちに戻る。
・Section4
追手との戦いの中、先ほどのこたろうに、天音は亡き主・ふうま弾正の姿を重ね、昔を思い出す。
次第に追い詰めれていく天音を、こたろうが罠を張って助ける。
・Section5
卍鉄が現れ、こたろうが傷を負ってしまう。
彼の鉄を自在に操る力で、満身創痍となる天音。
天音は、こたろうの罠を再利用し、なんとか卍鉄を返り討ちにするが、全身サイボーグ化しているゆえに、トドメを入れ兼ねる。
窮地に立たされるが、そこに佐郷文庫が現れ、卍鉄を葬る。
現在に戻り、今再び同じ主に仕えている数奇な巡り合わせを互いに思い馳せりつつ、今回は終幕